幼虫はまず蛋白融解酵素を分泌して壊死した組織を溶かし、次にそれを再び吸い上げることで壊死した組織を除去します。
この蛋白分解酵素は健全な組織を溶かしたりする事はなく、壊死組織だけがピックアップされて取り除かれます。
幼虫には歯がありませんが体に細かなトゲを持ち、患部の表面を這い回ると同時に組織に小さな穴を開け、分泌酵素が組織内へ浸透しやすくしています。